英語勉強法


英語というのは、受験科目の中で「最重要」と言っても良い科目です。

この科目が苦手なままだと、かなり厳しい状況に立たされることになります。

確かに、できるようになるまである程度の時間が必要な科目。

なので、勉強を継続的に行うことができなければ成績は上がってきません。

ただ、逆に一旦上がるとなかなか下がらない科目でもあります。

なので、受験前半期にこの科目に時間をかけるのは非常にコストパフォーマンスが高いですね。

夏あたりまでには解釈ができるようになり、秋は長文問題を解く、英作文に力を入れるというスタンスになります。

手順としては、

1 最重要の語彙を覚える

まずは語彙がないことには始まらないので、中学レベル、

高校初級レベルの単語を覚えます。いきなりターゲット1900や、システム英単語から始めるとレベルが高すぎる人もいるので、そのあたりは

自分の実力との相談になります。自分の力に見合った単語集選びをして覚える。

もしくは、初級レベルの英文を読みこなす中で覚えていく。

しかし、ここには一つの矛盾があって、英文が読めないから

単語を覚えているわけなので、この段階で英文を読みながら

覚えるというのは無理があるわけです。なので、簡単な単語集なども使って学んでいくことになります。

2 英文法を押さえる

次に英文法ですが、よく言うようにこの段階でネクステージなどの分厚い文法問題集に取り組む勉強法は、あまり望ましくはありません。

文法を学ぶことと、文法問題が解けることは違います。

というかそもそも、ネクステージのような分厚い文法問題集に取り組む必要のある受験生というのはそう多くはありません。

志望校の過去問を見てください。ホントにそんなに難しい文法問題が大量に出題されていますか?

結局、長文問題の比重の方が高いのではないですか?

そうだとしたら、ではなぜ、そこまで英文法の勉強に時間をかけるのですか??

文法は、ルールが分かって、基礎~標準レベルの問題が解ければまずはOKです。

重箱の隅をつつくような問題ができたところで意味はありません。

3 英文解釈を学ぶ

ここが一番のポイント。英語が苦手な人は、ここができないだけです。

ここさえできれば、英語は得意になれます。

例えば、まずはこんな参考書に取り組んでみてください。

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まずは英文を読解するとは、解釈するとはどういうことなのか、ということを理解しないといけません。

それが分からず闇雲に英文を読みまくっても、いくらCDを聞いても英語ができるようにはなりません。

良いか悪いかは別にして、現行の入試問題では「読む」ことに大変な比重が置かれているわけです。

であるならば、読むことに特化しないといけないのは当たり前のことです。

そして、読むときにはフィーリングや感覚、「何となく」で読むのではありません。

全て、きちんと解釈して読みます。

「どうやったら速読できますか?」などの質問をいただきますが、私がいつも言うのは、

高速で精読できるようになること

です。速読というと、手を抜いて、大体の理解でどんどん先に進むことだと勘違いしている人がいますが、そうではありません。

正しく読む力を身につけ、その処理スピードを上げていくだけです。

英語ができる人というのは、読むのが早いですが、全部正しく解釈しています。

それができないなら、ただの訓練不足。もっと訓練しましょう。

4 多読する

英文解釈をある程度学んだら、英文の多読をします。とにかく、たくさんの英文に接して、英文を読む

ことを日常にしてください。
英文に触れない日があってはなりません。

毎日少しずつで良いので、英文に触れていってください。ここは、訓練です。英文解釈ができるようになり、その処理スピードを上げていくための訓練になります。

5 音読する

音読は、速読力を高めます。なぜなら、音読しているときは「返り読み」ができない

からです。無理矢理にでも1回の読みで解釈をしないといけない。そこで鍛えられるわけです。

基本的に読むのが遅いのはなぜかというと「返り読みしないと読めない」からです。

それだけ、英文解釈力が低い、ということ。間違っても、テクニックがないからではありません。

「パラグラフリーディングやスラッシュリーディングを身につけてないから、読むのが遅いや!」違います。正確に読む力が不足しているだけです。

正確に読む力を磨くことで、結果として早く読めるようになってください。

6 英作文を学ぶ

英作文は基本的に、「知っている表現」しか使ってはいけません。

自分で新しく表現を生み出す、ということはしません。

それをするのは、手持ちのストックからでは英文が書けないとき、という最悪のケースです。といっても、全部を覚えているわけではないですよ。

テンプレートやパターンを覚えて、それを出題された問題に合わせて使う、ということです。日本人である私たちの感覚で英文を作ると、極めて不自然な英文ができあがります。

アメリカ人に見せると、「あーゆーきでぃんぐ?」

と言われるレベルのものです。

大学入試レベルの英作文では、参考書などに載っているパターン化された英文を上手く使いこなすことが求められています。

私も、極力自分で英文を作るということはせず、知っているパターンの中から使えるものを考えるようにしていました。

極論、無理やり知っているパターンに当てはめる

こともできますし、そういう力は絶対に必要になります。

例えば京大の英作文は、そのままの日本文では英文に訳せないので、まずはその日本文を解釈して、「結局はこういうことだ」と理解し直す作業をして、それを英文に直します。

以前、「年功序列」などと出ましたが、こんな英文ありません。だから、「年を取れば取るほど、地位が上がる(収入が増加する)」などと解釈し、「~すればするほど、~する」のパターンの英文に当てはめるわけです。

このとき、自分の知っているパターンに英文の意味を解釈し直しているわけで、そういった日本文を解釈する力が必要になるわけです。

7 リスニング

根本的な力を身につけようと思えば、発音の勉強が必要です。時間のある人は発音を身につけてください。発音が分からないと、英文を話している人がどの音で話しているのか分からないので、意味を取り違えます。

例えば、「L」と「R」の発音を取り違えるだけで、light と right なわけです。意味が全く変わります。

この発音の違いが分からずに英文を聴きまくったところで、根本的な問題は解決しません。

(実際には、英文の流れから推測できることも多いです)

なので、できれば発音の勉強をする。そこまで余裕がなければ、リスニング教材を使う。

このとき、当たり前ですが、必ず英文が用意されているものを選ぶ。

海外ドラマで学ぶ、などと言い出す人もいるかも

しれませんが、スクリプトがないとダメです。

英文が載っているものですね。でないと、確かめることができないから。

発音されているものが、どの単語のことなのか、

一連の英文はどの英文を発音しているのか、を確認しないとダメです。英文を聴き、確認。英文を聴き、確認。

慣れてきたら、英文を聴き、紙に聞こえた英文を書く。確認。という形で進めていきます。

これを、できれば毎日やる。

それが、リスニングの基本的な勉強の仕方です。

以上、英語の勉強の基本でした。ところどころに重要でも見落とされがちなことも書いたつもりなので、参考にしていただければと思います。

もっと詳しい勉強法が知りたい人は、こちらのメルマガの方で話しています。4200人が購読中です。

 
JUN

 
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英語勉強法」への13件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    基礎英語長文問題精講と英文読解入門基本はここだ!―代々木ゼミ方式 改訂版/代々木ライブラリーではどちらがいいのでしょうか?
    英文解釈の参考書はどんなのを買えばいいのかわかりません(泣)
    岡山大学法学部志望で2次に英語があります

  2. もぐら

    SECRET: 0
    PASS:
    高3でつい最近部活を引退し
    いよいよ受験生、という状況なのですが
    とんでもなく数学が苦手です。
    センターでは七~八割程度、記述式の模試では半分も取れません。
    英語には自信があります。
    国公立の薬学に進みたくて理系の道を選んだのですが
    数学が得意な人達のなかで戦っていかなければならないと思うと不安で仕方ありません。
    JUNさんは数学を克服するのにどれくらいの時間がかかりますか?
    また、あと半年で苦手な数学を克服することは可能ですか?
    お願いします。

  3. あいか

    SECRET: 0
    PASS:
    正しく読む力を身につけ処理スピードを上げていくにはやっぱりハイパートレーニングなど丁寧に構文などの解説がのってる方がいいんですか(>_<)?
    やっておきたいシリーズは最低限の解説だけなので…

  4. まどっしー

    SECRET: 0
    PASS:
    いつも励みにしてます。
    文法は予備校のテキストに絞って今はメインで基礎英文解釈の技術100をやっているんですが大丈夫でしょうか?
    もうセンター長文解けと言われますが、やっぱり解釈やらないと正確によめないと思って(・・;)
    センター長文も週3ぐらいでやるべきですか?

  5. あじゅ

    SECRET: 0
    PASS:
    また悩んでいます…
    世界史なのですが、〈ナビゲーターと付属の問題集と一問一答〉の組み合わせか、〈ナビゲーターと付属の問題集と実力をつける世界史100題〉の組み合わせどちらが良いと思いますか?
    前者はやるべき量が多くやや重複するが、用語を確実に暗記出来ると思います。
    後者は質と効率はいいが確実に用語を暗記出来るか心配です。
    若干後者に惹かれてます

  6. ちりつも

    立教や明治などを文系受験する予定です。単語はターゲット1400を現在は使っています。熟語集もやった方がいいでしょうか?(ターゲット1000など)

  7. みのる

    はじめまして。僕は今年で高校3年生なるみのるというものです。先生の”勉強の結果は机に向かう前に決まる”というのを読まして頂き先生のことを知りました。
    私も先生の体験談や思考法には大変共感するところがあり、自分の勉強にぜひ活かしたいなと思っています。
    しかし、最近英語の勉強に大変迷っています。使うのはセンターもしくは2次まで使うかもしれないのですが、長文読解のやり方、頻度そして文法同様にどこから手をつければいいのかわかりません。

  8. かとう

    受験科目にリスニングがない場合でも発音については学んでおいておいた方がいいでしょうか?
    4月に英語耳の作者の発音の教室があるそうなのでいってみようか迷っているのですが、
    発音の重要度がイマイチわからずにいます。
    JUNさん、発音や発音記号を理解することは、
    音読する際や普段の英語の勉強にどういった影響を与えますか?

  9. かわ

    潤さん、初めまして。

    メルマガの中に、英語勉強法の中に、英文法を理解することと問題を解くことは違うとありました。衝撃的でした。
    その辺のお話を具体的にお聞きしたいです。
    お時間ありましたら、よろしくお願いします。

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