受験で合格を手にしようと思えば、効率的に勉強をする必要があります。(実は、逆に非効率な勉強をする必要が出てくるときもあるのですが、それはまた別の記事で書いていきますね)
で、効率的というのは何かというと、最小の労力で最大のリターンを得る、ということです。
簡単に言えば、無駄なことをやらず、結果の出ることをやるということ。
ここで言う結果というのはもちろん「合格」であって、学校の成績を上げるとか定期テストで点を取るとかいうことではありません。それらは手段であって、最終的に欲しい結果ではない。
無駄なことをしないというのは、例えば自分の志望校では文法問題は出ないのに、文法問題ばっかり勉強するということをしない、ということ。
自分の志望校に合わせた勉強をすることが、無駄なことをしないということです。
でも実は、これができている人って案外少ないんですね。何となく社会的に当たり前だと思われていることをやることが勉強だと思っていて、その勉強に取り組んでいる自分に安心しているケース。
本当に大事なのは、合格するために何をしなきゃいけないのか自分の頭で考え、やる必要があることとやる必要がないことを明確にし、やる必要があることを勉強することです。
やる必要があることがを理解するには、まず志望校が決まっていないといけません。どの大学のどの学部、というところまで決まっていると勉強しやすいことは確かです。
当然、高校1〜2年生であったり、受験生で自分の進路に悩んでいる人はそれが難しいかもしれません。
それは仕方のないことなので、その場合は、どこかに特化した力をつけるよりは全体としての総合力をつける勉強をすることになります。
それはそれで良いのですが、特化しているわけではないので、かけた労力の分の最大のリターンを得ることはできません。
例えば、世界史の中国史が絶対に出ると分かっている志望校に向けた勉強だと、中国史に力を入れて勉強をすることができます。
しかし、志望校が決まっていない場合には、どこが出るか明確ではないわけですから、全ての国の全ての時代について勉強しないといけない。
それだと、たくさん時間がかかるし、時間がかけたからといってそこが出るか分からない。結果に結びつく可能性が低い。
かけた労力の分の得られるリターンが、少ないですね。これが、「効率的ではない」が意味するところです。
だから、高校1〜2年生の間っていうのは、本当の意味で効率的に勉強することはできません。志望校が決まっていないケースが多いですから。
でも、それはそれで良いのです。全体としての総合力をつける勉強をしていれば、高校3年生になって自由に志望校を選べます。全体としての力があるわけですから、臨機応変に対応できるんですね。だから、それはそれで良い。
ただ、受験生になってくると話は違ってきて、もはや時間のとの戦いですからできるかぎり効率的にしないといけない。
なので、自分の志望校を決め、その大学の過去問を研究してどんな問題がどんなレベルで出てくるのか理解しておく。
そのレベルの問題に対応するために、何を勉強する必要があって、何を勉強する必要がないのか考える。
その作業を必ずやってください。
でないと、本当の意味で効率的な勉強はできないです。無駄な時間を使ってしまうことになります。
効率的な勉強をして、志望校合格を勝ち取りましょう。
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